店舗持ちをやめたスコーン専門店・東京スコーン店長の日々雑記
ちょっと仲良くなった友達の家に行くようなもの
東京スコーンとのつきあい方。

いや、お店との付き合い方、だろうか。

「ちょっと仲良くなりかけた友達の家に遊びに行く」

東京スコーンを利用するときに、
こんなふうに思っていただければ、
ほとんどのことがみんなにとってしっくりくるのかな、
と思います。

ちょっと仲良くなりかけの友達に、
あなたはどんな態度で接しますか?

これは東京スコーンに対してだけではなく、
ほかのカフェなど、
とくに個人でお店をしているところすべてに「使える」感覚なんじゃないかな。

画一的なものではない何かを持ってる、
提供しているところに行くのは、
自分の中の小さなワクワクを満たす楽しみに満ちているはず。
知らない人のお店に足を踏み入れる勇気も必要だけど、
そのとき、
「ちょっと仲良くなりかけた友達の家に遊びに行く」
という感覚でお店を訪れてみたら、どうなんだろう。

「その友達」の表情は、何かの拍子にかわっていくでしょう。
この見方も、もしかしたらどのくらいもつかは、わからない。

だけど、いま。今は、
「ちょっと仲良くなりかけた友達の家に遊びに行く」
がぴったりだと思っています。

東京スコーンの大方針。


直近の東京スコーン

━━━━━━━━━■■■ 営業関連情報 ■■■━━━━━━━━━━
◆直近のスケジュール(営業情報トップページ参照)
◆巡回・配達販売予定
 4/2(火)調布(大島→神保町→調布;都営新宿線ルート)
 4/8(月)練馬(蔵前→練馬、光が丘;都営大江戸線ルート)
 4/12(金)銀座(蔵前→日本橋→京橋→銀座)
出張販売、たらなーい。まだまだ募集。まだまだ応募します!

◆イベント(出店・一日店長・出張販売なども)
 3/29(金)東京カッピング会(押上店舗
 4/14(日)門前びわ市(栃木県真岡市
 4/14(日)あかぎマルシェ(神楽坂・委託交渉中
 4/17(水)ヒジノワ(栃木県益子町)
 5/4(土)ヒジノワ(陶器市期間中の出店!
 5/6(月祝)モノツクルクル市(茨城県古河市)
 5/18(土)さやまーけっと(埼玉県狭山市)

 ━━━━━━━━━━■■■ 各種受付 ■■■━━━━━━━━━━
◆ワークショップの場所提供について →関連記事
◆地方発送開始について →関連記事
◆イベント出店します。出張販売します! →関連記事
ふたりの笑顔に

週1出店をしていた分館でのこと。

ふたりの接点は、自分の目から見たら、なかった。

別の時間軸にうちのお客さんとしてスコーンを買ってくれたり、食べてくれたり。
そんなふたりが、分館で開催したパーティーで出会った。

別の人からその後、ふたりがカップルになったということを聞いた。

いいじゃない。うれしいじゃない。

縁結びのお店だね、ここは。

そんな話をしていたら(ってことは週1で出店してました、そのとき)、その片っ方がお店に入ってきてスコーンランチを注文し、
「あ、あとひとりきまーす」と、話していた「もう片っ方」がやってきて、楽しく窓際で会話して、すっかりカフェな雰囲気で。

出店が何度か遅れてしまって、ランチを食べてもらう機会を逃してしまったこともあったかもしれないけれど、そんな姿を何度も見ることができた。それが励みになって、一時期シャキッと出店してた気がする。

そのふたりは自分の担当日だけじゃなくて、他の曜日も訪れてくれた。だからふたりが楽しく窓際で話す姿は、たくさんの店長が見ている。

自分の週1の出店は終了して、ふたりの消息はおろか、分館を行きかう人達との接点も薄れてきたころ、「入籍した」というハナシを商店街の路上でばったり会った本人から聞かされて、うれしくなった。

籍を入れるまでの数か月、ふたりには特に大事な時間が流れていたような気がする。そんな中に、うちのスコーンがあって、彩りを加えることができたのかな、と思うと、たまらなくうれしい。その人達が何年も先になって、入籍したころをふりかえるとき、もしかしたら、自分のスコーンがネタとして出てくるかもしれない訳ですよ。そんな月日がたった未来に、東京スコーンはなくなってると思うけれど、ふたりの記憶にはもしかしたら、残っててくれるのかなって思うと、すごいことだなあって。栄誉だよね。

勝手に喜んでます。

そんなふたりが昨夜、縁をつないだ分館で結婚パーティー(要は披露宴)を開いてくれた。

もちろん勝手にスコーンを焼いて、来てくれた人たちに勝手にふるまった(笑)。

予想以上に大盛況。
でも、この盛況ぶりは、わかるような気がする。

ふたりをつないだ縁。その場所。
ふたりにとって「大事なところ」になった分館で、ふたりの記憶に残ることをさらにやってくれる、その心意気。ふたりとなんとなく接点のあった分館のほかの常連さんたちもかけつけて、食べて、飲んで、写真撮ってワイガヤして。

そんな瞬間にいることができて、シアワセでした。

またってことで、婚活パーティーじみたことも同時進行。自分もつかまり、参加しましたが、めでたく(?)誰からもコールはかかりませんでした(笑)。誰か選べって言われてもねえ。角が立つでしょ。選べません、といい子ちゃんになりましたわ。
君たちがひそかに自分のことを噂してるのは、わかってる。
こんな結果だ、満足だろ(−_−)。

モノつくりにとって、
誰かの大事なモーメントに、
自分の作ったものが
少しでも貢献できることほどうれしいことは、ない。

飲食をやる者にとって、
自分が作る世界が、
誰かの笑顔を創る場につながったことほど
栄誉なことは、ない。

ある超有名なカフェの代表に言われた。

自己表現じゃ、稼げない。

自己表現を貫いた末に得られた今日の喜びは、稼ぐためだけに飲食を毎日やっていたら、、たぶんなかったような気がする。
内側はたいへんだけど、その反動がいろんな人に笑顔になってもらえるピースを提供できているとしたら、そっと胸を張れると思う。

そんなことを思った。
そんなことを、思えた。

こういう飲食って、いいんじゃない?
こういうモノつくりって、いいんじゃない?


謹賀新年2013

ことしもよろしくおねがいします。

今年の目標!

ありません。

いろいろ考えたのですが、

脱・非リア充

くらいしか出てこなかった(笑
これは目標じゃないと思うし。

<そのあとダラダラ書いたけど、めんどくさいから消しました(笑 >

ことしもよろしくおねがいします。

2012
年の最後に虚しいことがあった。
これが治るかどうかは、わからない。

なんとかやってこれた。

虚しさを経験したのは、
今に始まったことじゃない。

今まででいちばん、虚しさを経験した年だったかもしれない。深さも、数も。質も。

でも。

なんとかやってこれた。

人にやさしくなれないときは、数え切れないだけあった。
思ったままを口にして、とがめられた。

表でもちあげといて、裏でさんざん言われたこと、数知れず。
それを知った時のさみしさは、なかった。

それでも、なんとか、ほんとうになんとかギリギリで、やってこれた。

なんとかやってこれたのは、コーヒーと、スコーンを食べてくれた人の笑顔と。
わかりにくい味をわかってくれて、
目を輝かせてくれたファンがいてくれたからだった。

遠くから、わざわざやってきてくれた。

電車を乗り継いで来てくれた人がいた。

自分がその人の住む街の近くに来るのを知って、
予定を開けて車を運転して来てくれた人がいた。

来たら休みだと知って、
肩を落としても、何度もチャレンジしてくれた。

自分の職場で張り紙をして、
スコーン好きを増やす手助けをしてくれた。

それでも自分と話すのが怖いから、
ドキドキしながら店を訪れてくれた人もいた。

「東京スコーンが食べたいから」

そんな思いを持って、行動にうつしてくれた人達だけが、支えてくれた。

まだまだ、生きるか死ぬかをさまよう、
うだつのあがらない店だけど。

めんどくさいと思われてるので、
紹介してもらえない店だけど。

スコーンを買いに来てくれる人たちは、まだ、いてくれた。

いつまでありがとう、と言えるかわからないから、今言っとかないとね。

2012年。さんざんぱら、ありましたが。

ありがとう。

こんなことばしか出ませんけれど。

ありがとう。

2013年は、まったく未定。
それはそのとき、考えます。

風の古河にて(12/16モノツクルクル市
 

風が強い一日。しかし、晴れた。



古河での出店、モノツクルクル市。
風が強くて5回ほど、「あーれーーー」とブースがまるごとふっとびました。これは自分に限ったことではなくて。あっちでがっしゃーん、こっちでどっしゃーん。そのたびに「ひゃーー!」という声。
ある意味エキサイティングな出店日和。

なんでこんな遠いところに行くのよ?
と、他にもいろいろな手作り市系に出す作家さんから聞かれることですが、その答えは簡単「そこに東京スコーンの常連さんがいるから」です。

3月の古河出店と、そのご縁から押上に来てくれたお客さん、何らかのつながりで周辺市から来てくれたお客さんのすべて(だと思う)が、この日にわざわざ車にのって買いに来てくれました。

... 「あーおひさしぶりですー!」
何度言ったことか。

古河のお客さんのひとりは、「通販ないの?」と初めて問い合わせをしてくれた人。その人にも「いきますよー」とメール。当然、来てくれて、うれしい会話。

東京からは、遠いところですが、味がわかってくれる人がいれば、自分はなるべく現地に行きたい、と思っています。

イベントがなくても、
一定の個数さえ集まれば、配達販売に行きますので。

「うちは無理だろ?」
はおいといて、とりあえず声をかけてみる。
言ったモン勝ちです。

風は強かったけど、日差しはあたたかく、そして気分は軽やかになれた古河出張でした。
ありがとうー。

分館出店2周年

7/19は、分館出店2周年でした。
レギュラー出店は7月上旬に終了しましたが。。
今後は、ニーズがはっきりつみあがったら出店、という形になります。

思えば2年前。ドタバタではじまった「東京スコーン」というブランド。とおい昔に感じるほど、毎日が濃くて大変でした。

写真は携帯電話のカメラで撮った、
2010年7月19日の東京スコーンの看板。

この日のラインナップがのっかってますね。

・ブレッドスコーン
・ザ・プレーン(現在でいう、標準版
・京島・黒ゴマレンズ豆
・京島・アップルコンポートミューズリー

ブレッドとプレーンのヘタれ具合ったらないですね(笑
アップルコンポートミューズリーなんて、もう幻のスコーンですね。あまりにも工程がめんどくさかったので、さっとやめてしまったメニューでした。また復活させようとは思っています。

とりあえずの節目。

ここまで支えてくれたお客さんがいたからこその2周年でした。

ありがとう。

ひとつの、ふしめ(分館レギュラー出店終了について

東京スコーンは、週1に出店するお店として、爬虫類館分館(通称「分館」)でデビューしました。7月2日、レギュラー出店を終えました。通算1年11か月。2年目の節目(7/19)までがんばろうか、と思いましたが、決めたらすぐに動きたい、と思って。

ここでの出店は、いろんな思いがありました。東京スコーンがこの地で求められているかと問うと、結果から見るとそうでもなかったかな、というのが正直なところです。続けたいと思っても、それを下支えるニーズがあってこそ。一日店長というしくみは、道楽でやってるように見られがちですが、1回、1回は店長にとっては数少ない自己表現のチャンスでした。それをものにできなければ(その日を目指して通ってもらわなければ)、成果はないわけであり、モチベーションも下がり、となると長く続けることは難しくなります。それでも僕のケースではたくさんのお客さんに恵まれたと思います。これからは押上店舗を、よろしくおねがいします。

レギュラー出店は終了したものの、不定期での出店は継続したいと思っています。ただし、スコーンのニーズがはっきりと感じられたら出店する、という条件つきです。

分館には、東京スコーンの予約注文票を置かせてもらい、予定数量に達したら出店する、というプロセスを取ることにしました。詳細は決まり次第分館のページとこちらで改めてお知らせします。

いろいろとお世話になりました。

お店開設一周年
6月5日は、押上店舗開設一周年でした。
プレプレオープン一周年。
7月20日に本オープン一周年ってことですが、
まあ実際のオープンはこっちなわけで。
あっちはどうでもいいかも(笑

自分にとっては、なんと濃い一年だったか。

そんなところに一度でも訪れてくれた人たちに、感謝。

 ◆ ◆ ◆

実は一周年を機に、お店をやめようか、と思って悩んでいました。
このキャラですから、
あんまりお客さんも増えず。
お客さんよりも、いいスコーンつくりたい方を優先しちゃうから、「営業不定期」がルーズな生活してるように思われ。。
お客さんいてくれても、「隠れ家」な使い方をされるため(=ものすごく栄誉なんです)、誰にも紹介してもらえず(涙笑

売上の伸びがあんまりぴんとこなくて、ぎりぎりな毎日をこれからもやっていくのかいな、と展望ない子ちゃんになってしまいまして。

プライベートでもいろいろあり。
っていうか、それがネックでズガーンとなってた一年でもあり、何度みなさんを心配の淵に落としてしまったか。

スミマセン。

つぎの1年。
どうなんでしょう?そこまでがんばれるか、今はわかりません。っていうか、がんばることじゃない。お店は楽しむ場だと思うし。自分の表現のステージであると思うけれど、それが今の「押上店舗を持つ」っていうことが正解か、という問いは残したまま2年目に入って行こうかと思います。

どっちみち。
東京スコーンは、いろいろとかわっていくと思います。
変わっていかなければ、つまらないし。

2年目は、「またね」を云わない一期一会ですね。

そんなかんじのお店ですが、よろしくおねがいします。


陶器市期間中のヒジノワ出店、ありがとう


写真、これだけです。2日目の午後、遅め。ゆれてるしwww

写真撮るヒマもなかった。

初日は160人くらい来ていただいた「らしい」。
一時入店待ちが8組くらいあった「らしい」。
イートインで食べてもらって、気に入って持ち帰ってもらった組が結構あった「らしい」。

みんな「らしい」三昧。
どうしてかというと、自分のパート(紅茶とコーヒーを淹れる)がてんてこまいで、上を向く暇が本当になかったのです。
ヒジノワのロケーションは、陶器市のメイン会場から遠いものの、益子駅と会場を結ぶポイントにあるので、電車で陶器市に来たお客さんが多く立ち寄ってくれる場所でもありました。また、テントではなくて、屋根の下でゆっくりカフェできる場所でもあり、ほんとうにゆっくりしたい人たちが立ち寄ってくれたかな、と思っています。

これだけ多くの人に来ていただいたのは、はじめて。
てんてこまいぶりも、はじめてでした。
お待たせしてしまうなど不手際もあったかと思いますが、ご来店、ありがとうございました。

5日の東京スコーン単独出店、160人くらいの来客を支えてくれたのは、5人の「ボランティア」スタッフのみなさんでした。

 陶芸家・鈴木稔さん
 陶芸家・nicoricoあやちゃん
 台蔵茶舗・なおみさん
 そぼく・清子さん
 カシワギくん

超忙しい中で、ちゃんとお礼も言えず、できずで申し訳なかったです。
この5人が手伝ってくれなかったら、多くのお客さんの対応は、できなかったです。

単にスコーンを皿にのせて、飲み物もちゃちゃっと出してもってけばいい、というのではなくて、うちの品物はドリンクもスコーンも繊細なところで勝負してるので、それを引き出すには相応の環境がないといけないのですね。それをやらせていただく環境がしっかりあったので、陶器市はヒジノワまで出かけて行きました。なおみさんが呼んでくれて、それをささえるためにヘルプがなんとなく集まってくれて、ということがなければ、東京スコーンinヒジノワは実現しませんでした。

こう書いてると、ミラクルの連続だったと云えますね。

ヘルプも、お客さんにも、大感謝でした。

また、こういう機会をいただけるように、自分を磨いていかないとね。

ほんとうに、ありがとうー。

*5月6日の営業は、嵐の一日。メディアでも報道されたように、益子は竜巻の被害に見舞われました。ヒジノワでも短い時間でしたが激しい雨と風と、大粒のひょうが降ってきて、ちょっとした騒ぎになりました。そのときは「大変だったね」と安どしましたが、時間が経つにつれ町は大きな被害をこうむったことがわかってきて、ヒジノワメンバーの知り合いも被災していたことがわかりました。現在もボランティアががれきの処理などで対応に追われています。被災した方たちにはお見舞い申し上げます。