店舗持ちをやめたスコーン専門店・東京スコーン店長の日々雑記
西東京の空の下にて(11/2-3国分寺AAフェスタ、11/17吉祥寺ハモニカ朝市)
11月の出店は、西東京が連続しました。



まずは、

アンティークアベニューフェスタ

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 国分寺
 洋菓子舗茂右衛門前の駐車スペース
 国分寺市南町2-18-3 国分寺マンションB1F
 出店約10者
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9月に初めて国分寺登場のあと、さらに11月にもフェスやるよ、と洋菓子舗茂右衛門さんに呼んでいただき、再登場となりました。


当日は近くの大学の学園祭なんかもあって人通りは賑やか。。でしたがあまりフェスには関係なかったかもです。どちらかというと、西東京の東京スコーンの常連さん向けに出店だったので、事前予約中心の販売になりました。

八王子、国分寺、三鷹、吉祥寺、調布。。西のお客さん、久しぶりに顔を合わせてうれしかったです。って、やっぱり電車乗り継いでくる距離なんですね(汗
というか。。どんだけ時間かけていつも押上まで買いに来てくれてるのですか、と。
押上ではほとんど無視されてるのに、こういうお客さんが多いのは、朽ちかけた(主に運営に対する)やる気を奮い立たせてくれますね。

新規の出会いはまずまずだったものの、
一緒に出店してた作家さんからたくさんの出店情報をキャッチ。
「えーそんなところに出店できるの!?」
となって、トライしたのが、

 ↓
 ↓
 ↓

ハモニカ朝市
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 吉祥寺
 ハモニカ横丁
 JR吉祥寺駅出てすぐ
 出店約60者
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でした。


2012年の1月に、ボタン作家sajiさんと吉祥寺散策(という名の出店偵察)をしたのですが(記事はコチラ)、そのときにはこんな市があるとはつゆ知らず。人が多くていいなあ、と思ってたこの街での出店はあきらめてそれっきりでした。しかし、寄せられた情報で出店問い合わせを主催者にしてみたところ、即OKいただき、吉祥寺初上陸、となりました!

しかし。販売開始、朝7時!
寝坊で有名な自分が起きれるのか、と。
FBにも、キナリノワ清水さんから「ちゃんと起きてね」のようなことを書き込まれ。。
ちゃんと起きましたとも、4時に。しかし、天敵袋詰めに思いがけず時間を取られ、さらに朝のまだらダイヤに無駄に時間をとられ(押上でどうして13分も待たなければならんのじゃ!)、ハモニカ横丁7:20着と大幅に出遅れましたヾ(*≧∀≦)ノ゙

しかしよく見ると、いまだ設営をしている作家さんやフードの人が多かったのですが、伝説の(?)高速設営でその人たちを追い越し、即販売開始になりました。なので、最後に販売開始になった店舗ではありません。

ここでの販売は、ついに「すぐ食べたい」人向けのメニューを投入しました。
チリコンカンバーガーです。
あ、写真が、ない。

出店情報を寄せてくれた作家さんによると、モーニング食べるために寄る人が多いよーというようなことを。なので、新しいお客さん向けにはそれを。常連さん向けには事前予約をいただいた分のみを持っていこうという感じで出店でしたが。。

実際には、常連さんたちが事前予約を手渡した後「あ、これがあの噂の!」とチリコンカンバーガーも買って行ってくださり(笑)新規の出会いはほとんどなかったです(笑)。

うちのお客さんに「吉祥寺に売りに行きます!」と言うと、えらく反応する人が多くて驚きましたわ。意外と西から来てる人が多いのね、と思うのと同時に、どうして東東京、とくにこの墨田周辺ではスコーンやコナモノがちゃんと食べてくれないのか、扱ってくれないのかな、とさびしさも。といいつつ、確実に理解してくれるお客さんは増えているのですけれどネ。

ありがとうございました。次回12月の朝市も出します。



ふたりのすばらしさ
お店やってて、どうしても欠けてるもの。
それは「ふたりめ」かな。東京スコーンの二人目。
これがなくて、もう限界かなって思ってる。

押上店舗開店前には、そんな人がいました。
しかし、レシピ開発のあまりにも過酷な状況と、店の慣れない運営で神経質になってたことで、互いに摩耗してしまってコンビ解消しました(超簡単に説明すると、って意味ね)。
それでも、悔いはないけどね。

お店をやるときに一番大事なことは、
ふたり以上ではじめることです。

仲がいいお店。hazeにも141にも押上猫庫にも石かわ珈琲にも、ふたりめがいる。

何が大事なのかって?

買出しに行ってる間にお店あけられるし。
喫茶で役割分担できるし。
そんなことをフツーは思いつくかとおもいます。

物理的な効果は当然だけど、
もっと大事なことがある。

それは、
喜びを分かち合えること。

マイナスのことって、ペット相手でもサボテン相手でもオッケーなのよ。一方的にぐちをこぼす。むしろ、そっちのほうが救われる。でもね、喜びはね、人間相手、しかも事情解ってて、一緒に手を動かしてた人同士でないと、意味がないの。

喜びっていうのは、何か大きなことをやりとげたということじゃない。
そんなのは1年に1度あるかないかでしょう。
そんな非日常のことではなくて、
日々の小さなこと。

たとえば、「今日はわざわざ三重県から来てくれた人がいてね、その人が買いたいスコーンがたまたまあってよかったよ。あれ作っといてよかったよなー」みたいなね。そういうことを話せて一日が終わるのと、喜びがあるのにそんなこと話せずに一日が終わるのとでは、翌日違うのですよ。

お店は小さな世界のようで、無限の感動と絶望が毎日めまぐるしく渦巻いてる。
できれば少しでもテンションよくいきたい。
そのポイントは、ぐちをこぼせる相手がいるということではなくて、喜びを分かち合う相手がいることが大事なのね。

ところがうちにはそんな人がいない。いいことがあっても自分の中で処理しておしまい。

ちょっと疲れてきた。うれしい、プラスのことであふれているはずなのにね。

ふたりでやってるお店は、絶対に伸びるね。というか、そんな可能性の方がたくさんある。
自分のまわりには、本当にそういうのを感じさせてくれるお店がたくさんあってシアワセかも。だからこそ気づいたね。ひとりはやばいぞ、と。

どうなることやら。
ブランド設立3周年でした

お祝いありがとう。



20日は、押上店舗開設(本オープン)2周年でした。
客席まで通しで作った最初の日でした。
記念がいっぱいあるな。
ま、そっちは忘れてください。






2周年

東京スコーン押上店舗は2周年を迎えることができました。
工事のつらい日々がよみがえってきて、
ここ数週間はウツでした(汗

一日店長時代を含めて3年も粉をこねていると、多少の進歩はあるようで、デビュー当時の味と今の味はいい意味で変化しているのだというのを、いろんな常連さんたちの感想から感じます。

素材それぞれの関係性や、レシピの持ってる普遍性を追っていると、なんでこういう仕組みになったのか、というのを考えるのがおもしろいですね。

だからこそ、こちらの意図する食べ方を実践してもらいたいなあって思うのですが、
めんどくさい食べ物、これ以上の展望はあるのかな?
そんなことをいろんな面から考える必要がある次の一年に、なりそうです。

今日まで支えてくれた人たちに、感謝。

益子陶器市、サンクス(2013/5/4

ランチ、13時に完売。
スペシャルティーコーヒー、15時に完売。

多めに作って行ったはずなんですが、完売を2つ作ってしまい、オーダーしたかったお客さんには大変ご不便をおかけしました。
写真は、伝票の束です。

ちなみに押上では、この10分の1以下ですね。

押上では閑古鳥な店が、
このくらいの量をこなせるかというと、こなせちゃいますね。
こなせた大きな理由は、
強力な3人の助っ人のおかげでした。

いずれも東京スコーンを理解してくれている人たち。自分の言葉でメニューの内容をお客さんに説明してくれました。

僕は、お客さんに渡す前のスコーンを別の人にさわるのを嫌がる傾向があるのですが、この人達にはそれがありませんでした。

ヘルプ、大感謝。

この日は、もちかえりのお客さんたちに、無料で保冷バッグを渡したケースもありました。普段は有料でいただくのですが、車で持ち運ぶ、あるいはとおいところからわざわざ電車で陶器市にいらした方が多数の環境なので、なるべく持ち運び時に生じる「劣化する環境」をおさえてもらいたい、と。そうしないと、本当の意味ですべてのスコーンはたのしめないことを、無言のメッセージ入れました。

解ってくれた人、どのくらいいますかねえ。「タダでもらったラッキー」だけじゃ、だめですよ。バチあたります(笑

この日出したドリンクメニュー。
アッサム・アムグーリー農園は、自分が好きだった年度にかなり近い香りが出ていてよかった。前日仕入れてよかったと。
スペシャルティーコーヒーは、練馬隠房のケニア・リアンジャギ農協でした。東京スコーンのこの日の出店のために焙煎をしてくれた豆で、アイスコーヒーにも使える、ふだんよりややフレンチローストなものでした。ドリップが難しいフレンチだったのですが、なんとかやれたかな。「すごくおいしかった」とフィードバックもいただいたので、ってことで。

たくさんの人達によって、与えられた一日の枠がこなせてよかったです。

ありがとうございました。



ふたりの笑顔に

週1出店をしていた分館でのこと。

ふたりの接点は、自分の目から見たら、なかった。

別の時間軸にうちのお客さんとしてスコーンを買ってくれたり、食べてくれたり。
そんなふたりが、分館で開催したパーティーで出会った。

別の人からその後、ふたりがカップルになったということを聞いた。

いいじゃない。うれしいじゃない。

縁結びのお店だね、ここは。

そんな話をしていたら(ってことは週1で出店してました、そのとき)、その片っ方がお店に入ってきてスコーンランチを注文し、
「あ、あとひとりきまーす」と、話していた「もう片っ方」がやってきて、楽しく窓際で会話して、すっかりカフェな雰囲気で。

出店が何度か遅れてしまって、ランチを食べてもらう機会を逃してしまったこともあったかもしれないけれど、そんな姿を何度も見ることができた。それが励みになって、一時期シャキッと出店してた気がする。

そのふたりは自分の担当日だけじゃなくて、他の曜日も訪れてくれた。だからふたりが楽しく窓際で話す姿は、たくさんの店長が見ている。

自分の週1の出店は終了して、ふたりの消息はおろか、分館を行きかう人達との接点も薄れてきたころ、「入籍した」というハナシを商店街の路上でばったり会った本人から聞かされて、うれしくなった。

籍を入れるまでの数か月、ふたりには特に大事な時間が流れていたような気がする。そんな中に、うちのスコーンがあって、彩りを加えることができたのかな、と思うと、たまらなくうれしい。その人達が何年も先になって、入籍したころをふりかえるとき、もしかしたら、自分のスコーンがネタとして出てくるかもしれない訳ですよ。そんな月日がたった未来に、東京スコーンはなくなってると思うけれど、ふたりの記憶にはもしかしたら、残っててくれるのかなって思うと、すごいことだなあって。栄誉だよね。

勝手に喜んでます。

そんなふたりが昨夜、縁をつないだ分館で結婚パーティー(要は披露宴)を開いてくれた。

もちろん勝手にスコーンを焼いて、来てくれた人たちに勝手にふるまった(笑)。

予想以上に大盛況。
でも、この盛況ぶりは、わかるような気がする。

ふたりをつないだ縁。その場所。
ふたりにとって「大事なところ」になった分館で、ふたりの記憶に残ることをさらにやってくれる、その心意気。ふたりとなんとなく接点のあった分館のほかの常連さんたちもかけつけて、食べて、飲んで、写真撮ってワイガヤして。

そんな瞬間にいることができて、シアワセでした。

またってことで、婚活パーティーじみたことも同時進行。自分もつかまり、参加しましたが、めでたく(?)誰からもコールはかかりませんでした(笑)。誰か選べって言われてもねえ。角が立つでしょ。選べません、といい子ちゃんになりましたわ。
君たちがひそかに自分のことを噂してるのは、わかってる。
こんな結果だ、満足だろ(−_−)。

モノつくりにとって、
誰かの大事なモーメントに、
自分の作ったものが
少しでも貢献できることほどうれしいことは、ない。

飲食をやる者にとって、
自分が作る世界が、
誰かの笑顔を創る場につながったことほど
栄誉なことは、ない。

ある超有名なカフェの代表に言われた。

自己表現じゃ、稼げない。

自己表現を貫いた末に得られた今日の喜びは、稼ぐためだけに飲食を毎日やっていたら、、たぶんなかったような気がする。
内側はたいへんだけど、その反動がいろんな人に笑顔になってもらえるピースを提供できているとしたら、そっと胸を張れると思う。

そんなことを思った。
そんなことを、思えた。

こういう飲食って、いいんじゃない?
こういうモノつくりって、いいんじゃない?


謹賀新年2013

ことしもよろしくおねがいします。

今年の目標!

ありません。

いろいろ考えたのですが、

脱・非リア充

くらいしか出てこなかった(笑
これは目標じゃないと思うし。

<そのあとダラダラ書いたけど、めんどくさいから消しました(笑 >

ことしもよろしくおねがいします。

2012
年の最後に虚しいことがあった。
これが治るかどうかは、わからない。

なんとかやってこれた。

虚しさを経験したのは、
今に始まったことじゃない。

今まででいちばん、虚しさを経験した年だったかもしれない。深さも、数も。質も。

でも。

なんとかやってこれた。

人にやさしくなれないときは、数え切れないだけあった。
思ったままを口にして、とがめられた。

表でもちあげといて、裏でさんざん言われたこと、数知れず。
それを知った時のさみしさは、なかった。

それでも、なんとか、ほんとうになんとかギリギリで、やってこれた。

なんとかやってこれたのは、コーヒーと、スコーンを食べてくれた人の笑顔と。
わかりにくい味をわかってくれて、
目を輝かせてくれたファンがいてくれたからだった。

遠くから、わざわざやってきてくれた。

電車を乗り継いで来てくれた人がいた。

自分がその人の住む街の近くに来るのを知って、
予定を開けて車を運転して来てくれた人がいた。

来たら休みだと知って、
肩を落としても、何度もチャレンジしてくれた。

自分の職場で張り紙をして、
スコーン好きを増やす手助けをしてくれた。

それでも自分と話すのが怖いから、
ドキドキしながら店を訪れてくれた人もいた。

「東京スコーンが食べたいから」

そんな思いを持って、行動にうつしてくれた人達だけが、支えてくれた。

まだまだ、生きるか死ぬかをさまよう、
うだつのあがらない店だけど。

めんどくさいと思われてるので、
紹介してもらえない店だけど。

スコーンを買いに来てくれる人たちは、まだ、いてくれた。

いつまでありがとう、と言えるかわからないから、今言っとかないとね。

2012年。さんざんぱら、ありましたが。

ありがとう。

こんなことばしか出ませんけれど。

ありがとう。

2013年は、まったく未定。
それはそのとき、考えます。

風の古河にて(12/16モノツクルクル市
 

風が強い一日。しかし、晴れた。



古河での出店、モノツクルクル市。
風が強くて5回ほど、「あーれーーー」とブースがまるごとふっとびました。これは自分に限ったことではなくて。あっちでがっしゃーん、こっちでどっしゃーん。そのたびに「ひゃーー!」という声。
ある意味エキサイティングな出店日和。

なんでこんな遠いところに行くのよ?
と、他にもいろいろな手作り市系に出す作家さんから聞かれることですが、その答えは簡単「そこに東京スコーンの常連さんがいるから」です。

3月の古河出店と、そのご縁から押上に来てくれたお客さん、何らかのつながりで周辺市から来てくれたお客さんのすべて(だと思う)が、この日にわざわざ車にのって買いに来てくれました。

... 「あーおひさしぶりですー!」
何度言ったことか。

古河のお客さんのひとりは、「通販ないの?」と初めて問い合わせをしてくれた人。その人にも「いきますよー」とメール。当然、来てくれて、うれしい会話。

東京からは、遠いところですが、味がわかってくれる人がいれば、自分はなるべく現地に行きたい、と思っています。

イベントがなくても、
一定の個数さえ集まれば、配達販売に行きますので。

「うちは無理だろ?」
はおいといて、とりあえず声をかけてみる。
言ったモン勝ちです。

風は強かったけど、日差しはあたたかく、そして気分は軽やかになれた古河出張でした。
ありがとうー。

分館出店2周年

7/19は、分館出店2周年でした。
レギュラー出店は7月上旬に終了しましたが。。
今後は、ニーズがはっきりつみあがったら出店、という形になります。

思えば2年前。ドタバタではじまった「東京スコーン」というブランド。とおい昔に感じるほど、毎日が濃くて大変でした。

写真は携帯電話のカメラで撮った、
2010年7月19日の東京スコーンの看板。

この日のラインナップがのっかってますね。

・ブレッドスコーン
・ザ・プレーン(現在でいう、標準版
・京島・黒ゴマレンズ豆
・京島・アップルコンポートミューズリー

ブレッドとプレーンのヘタれ具合ったらないですね(笑
アップルコンポートミューズリーなんて、もう幻のスコーンですね。あまりにも工程がめんどくさかったので、さっとやめてしまったメニューでした。また復活させようとは思っています。

とりあえずの節目。

ここまで支えてくれたお客さんがいたからこその2周年でした。

ありがとう。