店舗持ちをやめたスコーン専門店・東京スコーン店長の日々雑記
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2012
年の最後に虚しいことがあった。
これが治るかどうかは、わからない。

なんとかやってこれた。

虚しさを経験したのは、
今に始まったことじゃない。

今まででいちばん、虚しさを経験した年だったかもしれない。深さも、数も。質も。

でも。

なんとかやってこれた。

人にやさしくなれないときは、数え切れないだけあった。
思ったままを口にして、とがめられた。

表でもちあげといて、裏でさんざん言われたこと、数知れず。
それを知った時のさみしさは、なかった。

それでも、なんとか、ほんとうになんとかギリギリで、やってこれた。

なんとかやってこれたのは、コーヒーと、スコーンを食べてくれた人の笑顔と。
わかりにくい味をわかってくれて、
目を輝かせてくれたファンがいてくれたからだった。

遠くから、わざわざやってきてくれた。

電車を乗り継いで来てくれた人がいた。

自分がその人の住む街の近くに来るのを知って、
予定を開けて車を運転して来てくれた人がいた。

来たら休みだと知って、
肩を落としても、何度もチャレンジしてくれた。

自分の職場で張り紙をして、
スコーン好きを増やす手助けをしてくれた。

それでも自分と話すのが怖いから、
ドキドキしながら店を訪れてくれた人もいた。

「東京スコーンが食べたいから」

そんな思いを持って、行動にうつしてくれた人達だけが、支えてくれた。

まだまだ、生きるか死ぬかをさまよう、
うだつのあがらない店だけど。

めんどくさいと思われてるので、
紹介してもらえない店だけど。

スコーンを買いに来てくれる人たちは、まだ、いてくれた。

いつまでありがとう、と言えるかわからないから、今言っとかないとね。

2012年。さんざんぱら、ありましたが。

ありがとう。

こんなことばしか出ませんけれど。

ありがとう。

2013年は、まったく未定。
それはそのとき、考えます。